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個展終了しました


4月9日をもちまして、猫ラボ個展無事に終了いたしました。

終了後は搬出や事務作業に追われ、一方でどこかふわふわした気持ちのまま気付くと1週間経っていました。

間があいてしまいましたが、抽選販売に来てくださった皆様、ご来廊の皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

追加作品の制作のため限られた在廊時間にもかかわらず、作品を見るなり「マジねこ!」と叫ぶ高校生に笑ったり、等身大蘭丸に「かわいいなあ、かわいいなあ」と話しかけるおばあちゃんの声の抑揚とたたずまいが小津映画のワンシーンのようで泣きそうになったり、見る人のいろいろな感情を共有できたように思います。ずっと楽しく幸せな時間でした。

これまでと少し違ったのは、ビリケンギャラリーゆかりの造形や創作に関わる方々がたくさんご来廊されたこと。お会いできるだけでも光栄なのに、専門家ならではの視点で作品を見ていただけて感無量でした。

しかも筋金入りの「猫の人」もたくさん。その人の「うちの子」の話(もれなく顔がほころぶ)と造形の話を境目なく行ったり来たりする貴重な体験、ここに全部詳しく書けないのが心底残念でなりません。

アートでも雑貨でもなく常に身の置き所に迷っている私ですが、そんなあいまいな状態をそのまま楽しんで受け入れていただいた3週間でした。

リピーターがたくさん出るほどおいしいお菓子を毎週作ってくださった寅印菓子屋さん(最終週は争奪戦!)、2週連続のライブ&トーク(即完売御礼)で会場を多幸感で埋め尽くした山田稔明さん、またこの展示の機会を与えてくださったビリケンギャラリー三原御夫妻、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

フェルト猫たちはほとんどがお買い上げ下さった方々の元に届き、私もまた制作中心の生活に戻ります。

改善したいことや挑戦したいことがたくさんあり、なにが形になるのかならないのかよくわかりませんが、今後ふと立ち止まった時にこの3週間のことを思い出すような、そんな個展でした。

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